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【保存版】テストの得点を最短で上げる方法!

こんにちは、並木(@chuju_namiki)です。

模試や過去問の得点を手っ取り早く上げる方法を知りたくないですか。それは別に魔法みたいな方法でもないし、一度知ってしまったら「なんだ」と思うようなことかもしれません。しかしキチンと向き合って実行すれば必ず成果がでます。

ズバリ、得点を最短で上げる方法はミスを無くせばよいのです。しかしミスにも種類がありそれぞれ対策も異なります。一つ一つ順番に見ていくとよいですね。

それではどうぞ!

ミスには実は3種類ある

模試や過去問でのミスは実は3種類あることは知っているでしょうか。実はミスには習慣的なことや性格が原因の場合とメンタルが原因の場合と実力不足による場合の3種類があります。間違えた問題を全てミスとして大雑把に扱うよりは、3種類に分けた方が対策をしやすくなります。

もっと細かく分けることもできますが、今度は分類するのにも時間がかかってしまうので3種類が適切かと思います。それでは順番にそれぞれのミスの特徴と対策を見ていきます。

1.習慣的なことや性格が原因の場合

集中力が欠けてしまったり雑に答えを書いたりしてしまったために起こるミスです。算数の場合ですと計算式も答えも合っているのに答えの欄に書き込むときに別の数字を書いてしまう場合はこれに当てはまります。

また漢字の書き取りなどで字が雑なためにバツになってしまうケースや「まちがっているものを選びなさい」という問題文を読み飛ばしたために間違えてしまう場合なども該当しますね。習慣になってしまうと、直前期になって慌てて矯正しようとしてもなかなかこのタイプのミスは減りません。

問題文や答えにマークすることや解答は大きく丁寧に書くなどの約束事を作ることによって改善される場合もあります。このタイプのミスが一番もったいないので根絶することを目指しましょう。

2.メンタルが原因の場合

プレッシャーがミスの原因となってしまうケースです。普段の学習ではミスが少なかったり、模試の会場ではできなかった問題が家でやり直しをするとすぐに気づいたりするパターンはメンタルが原因のミスに分類されます。

最近ではコロナ禍の影響で模試も自宅受験となっているので、メンタルが原因のミスに気づき辛い環境になっているので注意が必要です。改善策は模試や入試本番で余裕を持って望めるように対策することです。

このタイプは不測の事態があると慌てて点数が急落してしまうので、普段から応用問題や少し難しめの問題に挑戦したり、時間配分にゆとりが出るように計画をしたりという対策を行うと良いでしょう。

3.実力不足によるミス

一見ケアレスミスのように見えますが、実は実力が不足しているために起きるミスがこれです。基本問題だとスラスラと解けるのに応用問題になると解けるレベルのはずなのにミスを連発してしまうようだとこのタイプに該当します。

やや難しい問題でも時間が無制限だと解けるので、本人としては苦手意識はない場合が多いです。しかし模試になったり過去問演習で時間を測ったりするとミスが増えてしまいます。このタイプは問題を解くことだけでなく、点数を取ることを意識すると良いでしょう。

問題を解くということにとどまらず、素早くミスなく解けるように錬度を上げる必要があります。地味な作業になりますが、問題演習の量をこなして少しずつ経験を積むのが一番ですね。

まとめ

ミスを分けていないと、子どもがミスをしたときに適切でないアドバイスをしてしまう可能性が増えてしまいます。実力不足によるミスなのに、丁寧に字を書きなさいとアドバイスをしても遠回りとなってしまいます。まずはミスを3つに分けてからそのミスに応じた対策に移ることをおすすめします。