こんにちは、並木(@chuju_namiki)です。
サンデーサピックスの申し込み用紙が配られたものの、どの講座を選べばいいのかわからないという方は多いのではないでしょうか。今回はそんなサンデーサピックスをわかりやすく解説してみました。
それでは、どうぞ!
目次
サンデーサピックスとは
サンデーサピックスとは、大手塾SAPIXが開く志望校別講座と単科講座に分かれ小学6年生だけが受講することができる、全18回(授業14回・テスト4回)の集中特訓講座です。
サンデーサピックスの時間割
■9:00〜15:05 志望校別講座
(4科目各80分授業)
■15:15〜18:45 単科講座
(100分授業×2講座)
9時から19時までと例年通りハードなスケジュールになっています。また昼食を挟むためお弁当が必要となるのも注意ですね。
サンデーサピックス(志望校別講座)
■男子校:開成・麻布・武蔵・駒場東邦・栄光学園・慶應普通部早稲田・早大学院・聖光学院・海城・灘など
■女子校:桜蔭・女子学院・雙葉・フェリス・学習院女子・豊島岡など
■共学校:慶應中等部・慶應湘南藤沢・早稲田実業・渋谷幕張
例年ですと成績順に席が決まるため席順がある程度の成績の目安になります。ここは素直に志望校を選びましょう。
志望校別講座で解く問題は算数の場合、過去問の数値変えが多く含まれるので過去問対策もついでに行うことができます。
サンデーサピックス(単科講座)
算数思考力講座

筑駒・灘・開成などの解法のパターン暗記では対処しづらい思考力を必要とする最難関校の対策を行います。そのため最難関志望で算数の基礎力ついているならば受講してもよいでしょう。
算数解法力講座

マンスリーテストやサピックスオープンのA問題の算数の平均偏差値が58以下ならば算数解法力講座がおすすめですね。
筑駒・灘・開成などを第一志望としていても,算数思考力講座は高度な問題ばかりを扱うので基礎力の欠けた状態で受講しても負担が増えるだけで成績が向上する可能性は低いでしょう。
マンスリーテストやサピックスオープンのA問題の算数の平均偏差値が58以下ならば、算数解法力講座で典型問題の処理速度や正確性を上げることを目指しましょう。
国語記述表現力講座

筑駒・開成・麻布・武蔵・桜蔭など国語の記述が多めな最難関校向けの講座です。志望校別講座には含まれていませんが、公立中高一貫校で人気の小石川中学校にも対応できる記述力を養うこともできるでしょう。
アウトプットが必要な学校向けの講座なので志望校によっては不要な場合があるため過去問を見てから講座を決めましょう。
国語読解力講座

説明文や随筆、物語といった文章を論理的に読み解いて設問に答える能力をつけることができます。知識問題も含まれており国語に関する全般的な力を付けることができるでしょう。例年では国語読解力講座と算数解法力講座の二つを受講する家庭が多いようです。
理科知識論理力講座

サピックスのテキストの中で理科が一番よくできているので、理科知識論理力講座を受講するのもよいと思います。しかしながら理・社は追い上げが効くためなんとかなるのも事実です。
物理分野や水溶液の分野など頻出かつ点差がつきやすい分野が苦手で、算数か国語の偏差値が高い場合は一考の余地がありますね。
社会知識論理力講座

優先度としては一番後回しになるでしょう。どうしても社会が苦手で他の科目にそれほど不安がないときに候補にあがりますね。
サンデーサピックスの注意点
受講料が274,450円とエグイ値段です。しかも問題なのがコロナウイルスの第二波がきたときにサピックスがどのような対応をするのかというところです。
コロナウイルスの影響で対面授業中止になったにもかかわらず4月~6月に月謝はしっかりとっていた事例があるので非常に怖いです。
お弁当が必要

サピックスはお弁当が必要ないことでワーキングママから人気でしたが、サンデーサピックスによりお弁当の負担が増えるため注意が必要ですね。コロナウイルス対策のため除菌シートなどを持たせると安心ですね。
まとめ
サンデーサピックス(単科講座)はマンスリーテストやサピックスオープンのA問題の偏差値を参照して志望校や現在の状況に合う講座を選びましょう。