こんにちは、並木(@chujulab_namiki)です。
サピックスといえば通塾回数が少ないことが知られていますが、その分家庭学習の負担も増えてしまいます。そこで今回はSAPIX生の家庭学習の優先順位と学習目標に関する記事を作成してみました。よかったら参考にしてみてください
それではどうぞ!!
5年生の学習目標

サピックスの5年生は4年生に比べて演習量が約2倍から3倍に増える上に、4年生よりも入試に直結したテクニックや解法を学習します。サピックスは5年生で入試の基礎的な型を一通り学ぶため、算数で習っていないから解けない問題は5年生の終わりごろにはほとんどなくなっていきます。
そのため入試レベルの問題も割合を増していくため、量も質も4年生に比べてパワーアップしています。4年生までは暗算で問題を解けてしまうような優秀なお子様でも5年生からは暗算で解くのは難しくなってきますので、だんだんと意識を変える必要があります。
5年生になると所属するクラスによっては習わない問題もでてきますが、サピックスは絶対にできて欲しい問題をピックアップしているので、授業で習った部分をまずは固めて触れられなかったところは余力があれば演習すれば良いと思います。
SAPIX5年生の家庭学習の優先順位

デイリーサポート確認編 A~Cを素早く解くことができる場合
SAPIX5年生の学習目標は要求されるレベルが高いぶんシンプルで、網羅性の高いデイリーサポート確認編が問題なく解けるということだけです。加えて算数の偏差値が56以上の場合は『思考力の養成』『思考力アップ』や『入試問題に挑戦』にとりくんでさらに実力に磨きをかけるとよいでしょう。
ステップ1
アプローチ編は授業で習ったものに取り組む(ノートを見ながらで問題ありません)
ステップ2
デイリーサポート確認編に取り組む
ステップ3
確認編で間違えた問題は「デイリーサピックス」の数値替え問題で確かめる。
「デイリーサポート確認編」と「デイリーサピックス」はなるべく時間を空けずに取り組むと効率が良いです。
ステップ4
「ベイシック基本60題 割合 比 速さ」「新小学問題集5年生発展編」で問題演習を行う
算数の偏差値が56以上の場合
ステップ5
『思考力の養成』『思考力アップ』や『入試問題に挑戦』に取り組む
まとめ
サピックスの5年生は塾から与えられる課題の量が増え質も高いためそれをこなすだけでも十分に力となります。まずは網羅性の高いデイリーサポート確認編 A~Cを素早く解けることを目標と定めて、余裕がある場合は思考力をつける問題に取り組んでみましょう。