こんにちは、並木(@chuju_namiki)です。
SAPIXは6月1日から順次対面授業再開の予定ですがその対応についてすでに不満の声が出ています。具体的には授業時間の短縮にもかかわらず月謝が据え置きであるという点です。
細かく見ていくとさらなる不満も続出しています。もしこのブログをSAPIXの方が見ているのなら早急に改善してください。
それではどうぞ!
6月の2週目まで授業時間は半分に

SAPIXは6月の2週目まで分散登校を実施します。コロナ対策として分散登校は国や地方自治体もおすすめしていますよね。しかし分散登校に伴って、普段は3時間だった授業時間がなぜか1.5時間に短縮しています。月単位で考えると25%授業時間が減らされています。
さらに追い討ちをかけるようにZoomを使ったオンライン授業は5月30日で終了です。「授業時間が減っているのに月謝が変わらないことに納得がいかない」「対面での授業時間が減っているならばZoomを使ったオンライン授業を継続して欲しかった」こういった意見を数日で多く聞きました。
しかし「ポイント解説動画」と「学習アドバイス」に関してはしばらくの間は継続するようなので、SAPIXはこれらを理由に授業料の返金対応は行わないだろうと私は予想しています。
対面授業のなかった4月・5月分の穴

4月と5月に対面授業が行われなかった分のフォローをSAPIXがすることを期待していたのですが、どうやらその様子はありません。テキストも予定通りに進行しますし、6月の最初の2週の授業時間が半分であることを考えると授業中にフォローするのはないでしょう。
となると、各家庭に対面授業のなかった4月・5月分のしわ寄せがいってしまいます。コロナ禍ではSAPIXのめんどうみの悪さが露呈していますね。
一方早稲田アカデミーは対面授業とZOOM授業を選択可能

一方、早稲田アカデミーは、緊急事態宣言の解除後には対面授業かZOOM授業かを選択できるというシステムとっています。緊急事態宣言が解除されたからといって対面授業に不安のある家庭も多くいると思うので良いシステムですね。
コロナの第二波がきてしまったときや政府や地方自治体の対応が変わったときにもZOOM授業の選択肢を残しておくと柔軟に対応できますね。
まとめ
コロナ禍の対応についてSAPIXには不満が次々に出てきています。緊急事態宣言が終了したとはいえ、普段の生活に戻るには時間がかかります。
SAPIXには4月・5月の対面授業がなかった分の補填や授業料減額が求められていますが今のところ家庭からの要望に真摯に向き合う態度は見えません。SAPIXの今後の対応に注目ですね。