こんにちは、並木(@chuju_namiki)です。
青山学院大学の系属校である青山学院横浜英和中学が40名の募集定員削減を発表しました。近年、受験者や偏差値の上昇が顕著な学校であっただけに募集定員の削減は志望者からすると厳しいニュースです。
詳しくは、本編でどうぞ!
青山学院横浜英和中学校が2021年度の募集定員を削減

2020/06/26に「青山学院横浜英和中学校」が2021年度の募集定員を160名から120名に削減することを発表しました。青山学院横浜英和中学は青山学院大学の系属校であり近年受験者数も増えて注目の学校です。
しかしなが「教室数、登下校時の安全確保、給食数など」を理由に募集定員の削減を決定しました。コロナ禍の影響であることは明確にされていませんが、文面から察するにコロナ禍のため生徒一人一人への配慮に重点を置いたと思われます。
青山学院横浜英和中学高等学校
2020.06.26 2021年度中学入試募集定員変更のお知らせ 次年度の中学生徒募集定員は、120名に変更いたします。 2018年度の共学化に伴い、募集定員を160名とし1クラス増としましたが、次年度より従来のクラス数に戻し、1学年4クラス体制で行っていくことになりました。入試日程については、7月に発表予定です。 ご理解のほど、よろしくお願いいたします。
募集定員削減で倍率は上がる

コロナ禍のため中学受験の撤退が増えて全体としては倍率が下がる見込みですが、大学受験改革がいまだに不透明であるために付属校人気は続くと私は予想しています。
そんな中で募集定員の削減が発表されたとなると青山学院横浜英和中学の倍率の上昇は避けられないでしょう。
他のキリスト教校への影響

東京農大一中が入試科目を変更したことも大きな衝撃でしたが、青山学院横浜英和中学の募集定員の削減も他の中学校への影響はあるでしょう。コロナ禍での生徒の配慮を第一に考えると募集人数を減らすことは理にかなっているといえます。
生徒の人命を重んじた募集人数の削減は特に他のキリスト教の中学校に影響を与えると思います。女子の難関中学校はキリスト教に関連した教育を行う学校が多く見られるので、今後他のキリスト教の中学校に募集定員の削減が波及した際には志望校を考え直す必要性も出てくるでしょう。
まとめ
青山学院大学の系属校である青山学院横浜英和中学がコロナ対策のために募集定員を削減することを他の付属校や宗教校がどのように受け止めるのかが今後の展開の焦点となるでしょう。