みなさんこんにちは、並木(@chuju_namiki)です。
今回は理科の化学分野であるフェノールフタレイン液とリトマス紙の性質を解説していきます。
理科というと算数と並んで計算のイベージが強い科目となっていますが、フェノールフタレイン液やリトマス紙、BTB液やむらさきキャベツ液のような指示薬の色がどのような時に変わるかというのは暗記するしかありません。
間違えやすい分野なのでしっかりと対策したいですね。
PHとは
まずはphについて説明を行います。この記号はピーエイチもしくはペーハーと読みます。

pHでは7が中性で7より小さいと酸性、7より大きいとアルカリ性となりますので注意しましょう。
pH = 7 :中性
pH < 7 :酸性
pH > 7 :アルカリ性
これは水溶液の問題を解く際の必須知識なのでしっかりと暗記してくださいね。
フェノールフタレイン液とリトマス紙の共通点
酸性の場合
フェノールフタレイン液 →変化無し
赤色リトマス紙 →変化無し
青色リトマス紙 →青から赤
フェノールフタレイン液と赤色リトマス紙の反応が同じですね。
中性の場合
フェノールフタレイン液 →変化無し
赤色リトマス紙 →変化無し
青色リトマス紙 →変化無し
全て変化無しなのでわかりやすいですね。
アルカリ性の場合
フェノールフタレイン液 →赤くなる
赤色リトマス紙 →赤から青
青色リトマス紙 →変化無し
フェノールフタレインが赤くなるというのは、
赤色リトマス紙の色の変化とちょうど逆になっていますね。
フェノールフタレイン液はアルカリ性のときだけ反応します。フェノールフタレインもアルカリも同じカタカナだから覚えやすいですね。
最後に
フェノールフタレイン液の性質は覚えられたでしょうか。テストで得点できるようにしっかりと復習しましょう。