こんにちは、並木(@chuju_namiki)です。
模試や月例テストの解きなおしはどこまでするべきか悩む家庭も多くいると思います。そこで今回は偏差値別に解き直しの基準を紹介していきます。実はほとんどの子は全ての問題を解きなおす必要はありません。所属している偏差値帯によって解き直す問題を変えるのがコツですね。
それでは、どうぞ!
偏差値40

偏差値40前後の場合は模試の解きなおしをしても得られるものが少ない状態です。正答率70%以上の基礎問題は解きなおしをしたいですが、基本的に模試の解きなおしは不要です。
その単元の基礎的な問題をテキストや問題集で復習した方が効率がいいと思います。
偏差値45

偏差値50をまず目指したいですがそのためには平均点を取る必要があります。正答率が60%以上の問題を確実に正解することができれば偏差値50は非常に近くなります。
そのため過半数の受験生が正解している問題に目を向けると効率が良いと思います。
偏差値50

偏差値50ということはその集団の平均ということなので、ここからさらに上位に行くためには、他の受験生に差をつける必要性があります。そのため正答率50%以上の問題を復習したいです。
逆に正答率が低い問題は解説を見てもわからない場合は思い切って解きなおしをしないことによって効率が上がるでしょう。
偏差値55

偏差値57がおおよそ上位25%となるのでこの偏差値帯はかなり微妙な位置にいます。下位クラスでは習わなかったりほとんど時間を割かれなかったにもかかわらず模試や月例テストに出題された問題についても正答率が40%以上ならば解きなおしは必須となります。
偏差値60台に向けて基本問題をミスなく正答するのが近道でしょう。
偏差値60

偏差値60からさらに偏差値を伸ばすためには良く見る難しい問題、典型的な問題だけれど苦手な人が多い問題を潰していくのが効率がいいですね。だいたいそのような問題は正答率30%以上になっています。
偏差値60までくると全ての問題を解きなおしてしまいたくなりますが、正答率が低く解説を読んでもよくわからない問題は諦めるのが最短で偏差値を上げるコツになります。
偏差値65

偏差値65から70の壁を突破するためには、難問・奇問以外は基本的に全て正解したいところです。正答率が10%以下と極端に低い問題以外は全て解きなおしをしたいですね。
また難問に関しても解説を読んで理解できるようであれば解き直しをしてよいでしょう。
偏差値70

基本的には間違えた全ての問題を解き直ししたいですね。また国語や理科・社会の場合には誤答の選択肢がなぜ違うのかというところまで深く解き直しができるといいと思います。
偏差値70以上は正直に行って運の要素がかなり絡みます。偏差値75から70に下がったとしても落ち込まないようにフォローするのが大事です。
まとめ
模試や月例テストの解き直しに関しても間違えた問題を全て解きなおすというのでは効率が悪い場合があります。偏差値に応じて解きなおす問題を絞ることによって効率良く成績を上げることができますよ。