こんにちは、並木(@chuju_namiki)です。
超効率的な暗記法とされるライトナーシステムは英語学習者の間では人気ですが中学受験界隈にはまだまだ浸透していないと感じているため記事にしました。
ライトナーシステムを活用すれば飛躍的に点数を伸ばすことができるはずです。
それでは、どうぞ!
ライトナーシステムとは

ライトナーシステムは1970年代にドイツの科学記者Sebastian Leitnerが提案した効率的な暗記法で、忘却曲線を利用した極めて科学的なものでもあります。
「エビングハウスの忘却曲線」によれば実験内に覚えた覚えた内容を20分後には42%、1時間後には56%、1日後には66%、6日後には75%、1カ月後には79%を忘れてしまうようです。
つまりその場で覚えた内容でも一ヶ月後にはほとんど忘れてしまっている可能性があるということです。しかしライトナーシステムでは時間をあけた反復学習法を取り入れているため忘れたころにまた暗記し直せる超効率的な暗記法となっています。
ライトナーシステムの使い方
1.まず箱を5つ用意します。Box1、Box2、Box3、Box4、Box5という名称をここではつけます。
2.覚えたい単語や用語を全てBox1に入れます
3.Box1に入っている単語カードが正解したらBox2にいれます。
4.Box2に入っている単語カードが正解したらBox3にいれます。Box2に入っている単語カードを間違えてしまったらBox1に戻します。
これを繰り返します。間違えたらBox1に戻すということが大事ですね。また5つの箱をテストする期間はそれぞれ変えておきましょう。
Box1は毎日、Box2は3日おきといったようにです。単語だけでなく算数や数学の問題でも問題番号を書いたメモを入れておけばライトナーシステムを使って勉強することができるでしょう。
まとめ
ライトナーシステムはもともとは単語学習の手法ですが、理科や社会の用語暗記はもちろんのこと国語や算数の解きなおしにも有効な手法だと思います。
日付の管理と間違えたときに最初の箱に戻すことが大事ですね。