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【保存版】漢字の覚え方マニュアル

こんにちは、並木(@chuju_namiki)です。

今回は漢字が苦手だという子どもを持つ家庭のために漢字の覚え方マニュアルを作成しました。すでに知っている内容や実践している内容もあると思いますが、家庭学習の際のヒントになればと思い記事を作成しました。

それでは、どうぞ!

漢字の読みから取り組む

漢字の読みは書き取りより手軽に取り組めるにし負担が少ないため、まずは漢字の読みから進めていきます。漢字ドリルやテキストの中で漢字の読みだけにまずは取り組み、読めなかった漢字だけを繰り返し勉強するという方法がおすすめです。

そのとき、「永」と「泳」のように漢字自体の一部が同じで読み方が同じ場合があります。読み方が同じなのでまとめて覚えると効率がいいですね。漢字の読みを覚えるときに熟語の意味がそもそもわからないという場合があります。そのときは調べて意味をメモしたほうがいいですね。

たとえば「難解」という字が読めず意味もわからなかったときに、その意味を知っていると覚えやすくなります。「難解」の場合は「解くのが難しい」という漢文の語順で戻りながら読むと意味を捉えやすいった説明や、「難しいと同じような意味」と大雑把な意味を伝えるだけで記憶に定着しやすくなりますね。

漢字書き取りは部首や似た部分に注目

習得したい学年の読みをあらかた覚えたら次は書きに進みます。そのときには共通点がある漢字をまとめて覚えるようにすると効果的です。さきほどと同じ例になりますが、「永」と「泳」は似ているためまとめて覚えやすいですね。

また「泳」の部首である「さんずい」は水に関係していることを伝えると泳ぐという字との関連性が深まりますね。さらに「湖」や「海」といった漢字でも「さんずい」が使われており、どちらも水に関連しているというイメージを掴むことができますね。

間違いやすい漢字

小学校4年生の場合だと「博」「祝」「初」、小学校5年生の場合だと「績」「複」「券」、小学校6年生の場合だと「専」「展」「劇」の漢字が間違いやすいようですが、「しめすへん」と「ころもへん」の意味を把握しておくと良いと思います。

また「博」と「専」のように右上に点を付けるか悩む幹事に関しては、「専」という字の場合だけ右上の点がいらなくて、「博」や「簿」のように組み合わさったときは点が付くと覚えるとよいですね。

まとめ

漢字をただ闇雲に書き写してできるようになるならば、漢字が苦手な生徒は日に日に減っていくはずですが実際はそんなことはありません。

今回は漢字の覚え方ですが、社会や理科の用語で漢字が難しいときにとりあえず、平仮名で書けるようにしておくということは使えるテクニックです。まずは読み方から覚えてハードルを下げると子どもも嫌がり辛いですね。