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子どもに対する効果的な7つの叱り方!

こんにちは、並木(@chuju_namiki)です。

家庭で子どもとすごしていることが増えるとどうしても叱らなければいけないことがでてきますよね。叱り方にも効果的な叱り方とそうでない叱り方があります。

効果的でない叱り方をすると今後の子どもとの関係が悪化することもあるので注意したいですよね。

ということで今回は、7つの効果的な叱り方を順に紹介していきたいと思います!

1.短時間で叱る

長い説教は効果的ではありません。なるべく短く簡潔に叱るのがよいです。長く叱ると子どもはストレスから逃げるため考えることをやめてその場をやりすごそうとします。それでは改善につながりませんよね。また長く効果的に叱るのは難しいです。

というのも叱るべき内容が長くなると同じことを何度も言ってしまったり、なぜ叱るのかという理由付けをしたりすることが難しくなるからです。波平さんのように足が痺れて動けなくなるほどの説教は控えましょう。

2.他人と比較して叱らない

兄弟・姉妹や同級生と比較して叱るのはよくありません。他人と比較するだけでは子ども自身が結局どのように改善したらよいかわからないからです。ひとりひとり個性があり、とりまく状況が違う以上、他人と比較して叱っても子どもの心には響かず良い結果にはならないでしょう。

3.なぜ叱るのかをはっきりさせる

なぜ叱られているのかを子どもにはっきりさせなければ、また同じことを繰り返してしまいます。叱る原因をはっきりさせることによって、何がいけないことだったのかを子どもに理解させることが大事です。なぜ叱るのかをはっきりさせれば再発も防止できますよね。

4.子どもの言い分も聞き、頭ごなしに子どもを否定しない

もしかしたら親が知らないまだ知らないだけで子どもには真っ当な理由があったかもしれません。たとえば泥だらけで帰ってきてすぐに叱ったら、実は友達の家の鍵を探していた。そのようなケースも考えられます。

裁判でも被告人の発言の場が設けられるように、家庭でも子どもの言い分は聞いてあげましょう。子どもが言いたいことを言えずに叱った場合、その後の生活にわだかまりができるかもしれません。

5.問題の原因となったものだけを叱り、余計なことは叱らない

過去に遡って思い出し怒りをしたとしても、すでに起きてしまったことであるし変えようがありません。今回叱るべきことだけを叱るのがよいです

また部屋がちらかっていることなどを続けざまに叱ると、子どもはなぜ叱られているのかがだんだんとわからなくなってきます。いま一番叱るべきことだけを叱るようにしましょう。

6.まわりくどい言い方は避けて直接的に叱る

ドラマの姑のような周りくどい言い方だと、子どもは叱られているのかどうかわからない可能性があります。また言葉と態度が違っている(『べつに大丈夫よ』といいながら手は握りこぶしになっている)状況の場合子どもはどうしたらいいのか混乱してしまいます。

心理学でいう認知的不協和の状態です。そのような状況を繰り返すと子どもの発育に良くないので、子どもを混乱させることなくストレートに叱るのがベストです。

7.感情的にならない

感情的になってしまった時点でそれは叱っているのではなく怒っているのです。叱るとはむしろ論理的に相手の間違いを指摘して導く行為です。

叱るとは自分の主張とその理由がある筋道のたったものです。人間ですから怒ることがあるのは自然ですが、叱りたいときに怒ってしまうのは避けたいです。自分の感情を沈めてから叱るようにしましょう。

まとめ

叱るということは意外と難しいということがわかったのではないでしょうか。正しく叱れる人は少ないと思います。叱る理由をつけて短時間で叱ることが大事ですね。

また、子どもの言い分を聞くことも忘れてはいけません。コロナ禍でストレス解消がしづらい状況ですから、家族仲をこじらせないように上手に叱りたいですね。