こんにちは、並木(@chuju_namiki)です。
実力よりも偏差値が低く出る子というのは一定数存在していて体感としては男の子に多いように思います。
彼らは潜在能力は高いのですがプライドが高いために素直になれていないという印象です。しかし、ちょっとした意識の変化で大きく伸びる可能性がある原石でもあります。
それでは、本編へどうぞ!
自己流の解法で問題を解いてしまう

実力があるにもかかわらず偏差値が低い子は自己流の解法で問題を解いていることがあります。通常は自己流の解法だと中学受験レベルの問題を解くことは難しいのですが、能力が高いためある程度までは自己流の解法で解けてしまいます。
しかし応用問題になったところで自己流の解法が通用しなくなり、間違えてしまうのです。しかも今まで自己流の解き方をしていたために解説に時間がかかるというデメリットもあります。
このような場合は定石を使うメリットをしっかりと伝えることです。もともとの能力は高いので一度解法を覚えれば様々なパターンに応用できるでしょう。
解答の書き方が下手なため途中点がもらえない

問題によっては途中点がもらえることがありますが、それを無駄にしてしまっているケースです。本人の中ではつじつまがあっていても、解答を読むと何をしたのかよくわからないということはよくあります。
自己流の解法を使っている上に、解答の書き方が下手な場合だと致命的です。途中点がもらえる可能性がかなり低くなってしまいます。途中点が発生する問題では、採点者に解答にいたった経緯を伝えることを意識するといいですね。
プライドが高く自力で解くことにこだわり解説を読まない

解説を読まずに自力で解くことを美徳とする教育法は昔は好まれていましたが、現在の中学受験ではかなり厳しいといえます。基本的な解法を知った上で考える問題というのが応用問題に多く見られるからです。
解説を読まずに自力で解くことを美徳とする勉強法を両親が良しとしてしまうと、得点が伸び悩んでしまいます。解説から解法を吸収する力を養うことで、偏差値が大きく伸びるでしょう。
まとめ
実力よりも偏差値が低く出てしまう子はこだわりが強いことが多いので、意識改善によって点数が伸びることがあります。「定石を覚えること、人に伝わるように解答すること、無駄なプライドは捨てること」の三点を徹底することによって大幅に改善するでしょう。