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志望校を決めるときに見るべき学校の特徴5つ!

こんにちは、並木(@chuju_namiki)です。

偏差値の変動やコロウイルスの影響で志望校を考え直している家庭も多いと思います。今回は志望校を決めるために見るべき学校の特徴5つを紹介します。この記事は第一志望を決めるだけではなく、第二志望や第三志望を決めるときにも役立つはずです。

それでは、本編にどうぞ!

特徴1:進学校か付属校か

進学校は大学や短大を併設しておらず、提携関係も結んでいない学校のことを指します。大学に進学するためには一般受験をする生徒が大半です。付属校のように進路に関する制限がなく、個人が自由に進学先を選択できることが特徴です。

付属校は併設された大学や短大に内部推薦という形で進学が可能です。内部推薦を受ける条件は一般受験をして合格するよりも簡単です。そのため高校三年生になっても、クラブ活動や学校行事に打ち込むことができるというメリットがあります。

また付属校は中学校から大学まで同じ学校に通うケースも多く、友人関係を変えることなく学校生活を送ることができるという側面もあり、これを魅力に感じる方も多いと思います。

半付属校は大学を併設しながらも他大学への進学に力を入れ学校のことを指します。卒業生の多くが、併設大学以外の大学に進学している学校もよく見られます。

半付属校で大学進学をする場合に併設大学の併願推薦を保持した状態で他大学を一般受験が可能な学校もあります。志望校選びの際には確認しておきたいポイントの一つですね。

特徴2:男女別か・共学校か

男子校や女子校は歴史の古い学校が多くあります。そのため学校の伝統に基づいた教育が行われるのが特徴です。男子校や女子校に対して共学校や別学校は男女の相互理解や男女の協力を重視している学校が多く見られます。近年では、男子校・女子校から共学校に移行する学校も増えているため事前に調べておくことが重要です。

ちなみに、別学校とは、男女の特性を活かすために「授業は男女別で行われる一方で校内行事やクラブや委員会などでは男女が協力し合って一緒に活動する学校」のことを指します。

特徴3:宗教校か無宗教か

私立校では、キリスト教系(カトリック系・プロテスタント系)や仏教系など、宗教を人間教育の基盤としている学校もあります。宗教校の中には、宗教行事や宗教教育を行うところもありますが、生徒や保護者に信仰が強制されるわけではありません。

宗教・宗派に関係ない生徒が多数在籍している宗教校も多くあります。キリスト教系の学校では、英語を中心とした語学教育を重視している学校が多くあります。

さらに宗派が同じ学校だと大学の推薦を得られる場合があり、上智大学はカトリック系の学校に多く推薦を出しています。上智大学のカトリック推薦については別記事で詳しく紹介しているので詳しくはそちらを参照してくださいね。

特徴4:都心か郊外か

都心型の学校

通学に便利で学校の帰りに塾や予備校などに通いやすいというメリットがあります。一方で繁華街が多いため登下校の途中にカラオケやゲームセンターといった誘惑も多いというデメリットもあります。

郊外型の学校

敷地が広大だったり施設が充実していたりする学校が多いことが特徴です。一方で自宅からのアクセスが悪かったり最寄り駅から学校まで遠かったりと、通学に時間が取られる可能性があるので要注意です。

現在コロナ禍のため通学時間がかかる学校は例年より敬遠される傾向にあると私は予測しています。また郊外型の学校で見られる最寄り駅から提携のバスに乗り換えて通学する学校も志望者が減ってしまう可能性がありますね。

特徴5:自由な校風か規律ある校風か

生徒の自主性に任せるという自由な校風の学校なのか、生徒指導や学習指導に力を入れる規律ある校風の学校なのかは志望校を選ぶにあたって重要なポイントですね。

学校側が明言している場合はいいですが、そうでない場合は校風を確かめるために学校説明会や学校行事の見学に行くのがベストです。しかしコロナ禍の現在では学校説明会や学校行事を見学する機会が減少しているので気になった学校の情報は常に情報収集してイベントに参加したいですね。

まとめ

やみくもに学校を探すのではなく、絶対に共学がいいや付属校がいいのようにこだわりをいくつか持っていると志望校を探しやすいとですね。逆に郊外型の学校はどうしてもいやだというように妥協できないポイントを決めておいても学校を選ぶ際に便利ですよ。