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塾講師が紹介!中学受験でおすすめのプリンター7選!

こんにちは並木(@chuju_namiki)です。

中学受験を控えた家庭はプリンターがあると非常に便利ですよね。特にファイリングが苦手なママさんにはスキャナー付きの製品がおすすめです。
しかし最近のプリンターは種類が多すぎるし多機能すぎるしで選ぶのが本当に大変です。そこで今回わたしが中学受験にベストなプリンターをピックアップしました。

今回調べるにあたって記事作成に最も時間を使いました……
プリンターは大きな買い物となるので紹介した私の責任も重大ですからね。

それでは中学受験でおススメのプリンターどうぞ!

中学受験用のプリンターを選ぶポイント

1.A3サイズに対応している
2.コピー、スキャナー機能が付属している
3.ADF【原稿自動送り装置】が搭載されている

この上記3点が非常に大事になってきます。
というのも中学受験の入試問題はB4とA3サイズで印刷されることが非常に多いからです。
たとえばSAPIXのテキストは、国語がB5サイズで残りの三科目はB4サイズとなっています。しかし実際には見開きで使うためB4、A3サイズの印刷が便利となるわけですね。

中学受験におすすめのプリンター

1.EPSON Colorio EP-982A3

長所

・A3インクジェットプリンターにもかかわらず格段に小さいので家庭でも設置がかなり簡単です。また、タッチパネル搭載なためかなり直感的に操作できるので子供でも簡単に操作できます。

自動オープン機能(電源がONになると自動で排紙トレイ・用紙カバー・操作パネルが開き、印刷が終わると自動で収納される)があるため、いちいち面倒な開け閉めをする必要がありません。

パソコンと連動して電源が自動でオン・オフする機能もついています。

・付属品のスキャナーがかなり高性能で、自動両面プリントはA4まで対応しておりネットワークはUSBとWi-Fiと有線LANでの接続に対応しています。

・スキャナーの性能は単品で購入した場合8000円程度のスキャナーと同等程度の性能ですので、かなりコスパが良いです。

スマホからの写真印刷が可能ですので、スマホで撮ったノートや問題などもすぐ印刷をすることができるため時間が有効活用できます。

短所

・黒インクが「染料インク」のため、問題集や過去問を普通紙に印刷する場合、文字がにじむことがあります。

・A3印刷のみ「手差し対応」で印刷をしないといけないので若干ポイントが低いですね。

他社の4色モデルよりもインクコストが若干高いです。

・ADF(原稿自動送り装置)は付属しません。

・スキャナーやコピーは、A4までの対応となりA3は不可能なので注意が必要ですね。

インクについて

EPSON ICBK80L ブラック 増量

EPSON IC6CL80L 6色セット 増量

純正インクの単価はやや高めです。エプソンの高画質モデルは、インクが特別なため他社製の互換インクだと十分な性能が発揮できないことが多いので注意しましょう。

さらに他社製の互換インクを使うと1年保証の対象外となるので、画質重視の場合は、ネットの特売を利用しながら、純正品を買うのがおすすめですね。

総評

普段はA4を使うが、「時々A3を使いたい」方にぴったりの機種です。A3用紙のプリントを多用しない塾に通う家庭におすすめですね。

小型のため置きやすいのもグッド。しかし、ADF(原稿自動送り装置)は付属せず印刷のコスパは良くないので注意です。
SAPIXに通う家庭は他の機種がおすすめです。

2.HP Officejet 7612 G1X85A#ABJ

長所

本体がかなり丈夫で、すこしぶつけただけではビクともしないヴォリュームのある本体が魅力的。

文字がにじみにくいので過去問や問題集の印刷が得意です。

印刷速度は適度に速く安定性が高いのが特徴です。

・自動両面印刷がA3に対応しているのもグッド。

・A3サイズのスキャナーも搭載しています。

・ADF(原稿自動送り装置)が付属しておりA4サイズまでをばっちりと対応しています。

・A3より一回り大きなA3ノビサイズまでの印刷までも可能な優れものです。

・カラーインクが尽きても、黒インクだけでも印刷する荒業もできちゃいます。

・無線LANに対応していて確認用の液晶も付属していますね。

短所

・写真印刷は、画質が悪くそこまで期待できません。

本体のサイズは、丈夫な分585 × 419 × 189 mmと無駄ゴリゴリに大きいです。

・ADF(原稿自動送り装置)がA3非対応なのは残念です。

インクについて

HP 932XL インクカートリッジ 黒(増量)

HP 933XL インクカートリッジ (増量)

セット品がないため4色別に購入する必要があります。またカラーインクに比べて、黒インクの方が量が多いため、価格が高めです。

インクのコストパフォーマンスは良くはありませんが、HPは本体を頑丈に作る傾向にあるため、純正でないインクでもさほど問題ありません。ただし保証期間中は純正を使うのがおすすめです。

総評

中学受験のためだけに購入するならばおすすめのプリンターです。中学受験プリンターの三種の神器である「A3印刷」「スキャナー」「ADF(原稿自動送り装置)」を低価格ながら全て満たしているからです。A3印刷を多用するママにおすすめの商品です。

また、A3のスキャニングに対応させたい場合もこの機種がおすすめですね。
インク代に関しても保証期間終了後に純正でないインクを使えばかなり押さえられます。

兄弟や姉妹も中学受験をする可能性があるならコスパはかなりよくなりますね。しかし、大きさと写真印刷のクオリティーには我慢しましょう。

3.ブラザー プリビオ MFC-J6583CDW【トレイ1段 片面ADF】・ブラザー プリビオ MFC-J6983CDW【トレイ2段 片面ADF】・プリビオ MFC-J6997CDW【トレイ2段片面ADF】

下位機種と上位機種の値段の違いは用紙トレイの数とADF(原稿自動送り装置)の性能でこれ以外の部分は全て同じです。また上位機種と最上位機種の違いは大容量インクタンクが設置されていることです。最上位機種は本体価格はお高めですが、印刷コストは3つの中で最も安くなっています。

給紙トレイは下位機種が250枚入りで1段、上位機種と最上位機種は250枚入りで2段となっています。

長所

プリント速度がかなり速いです。

・スキャナ・コピー機能はなんとA3にも対応しています。

・ADF(原稿自動送り装置)は、下位機種は片面のみで30枚まで対応で上位機種は、50枚までの両面同時スキャンが可能です。

・A3の自動両面印刷対応といたれりつくせり。

・高速通信規格のG3ファックスに対応し、PCでのFAXの送受信や本体の液晶モニターでの送受信文書の確認が可能です。

・PCとの接続方法は、USBと無線LAN・有線LANを装備しています。

短所

・下位機種の本体サイズは、「575×477×305mm」ですがが上位機種と最上位機種は、2段トレイのため、高さは375mmに増加していてそれなりに大きいので注意が必要です。

インク

Brother LC3117-4PK

Brother LC3119-4PK (大容量)

印刷コストはかなり安価です。インク代はエプソンとほぼ変わらないものの、大容量インクの全色セット販売がある点で有利です。

総評

「A3印刷」「スキャナー」「ADF」を全て満たしているのはポイントが高いですね。FAXも付属しており写真印刷もそこそこなので、中学受験以外にも使えるバランスの良い機種を求めている方にぴったりですね。

4.EPSON A3ビジネス複合機 PX-M5080F【1段トレイ】・EPSON A3ビジネス複合機 PX-M5081F
【2段トレイ】

値段の違いはトレイの段数で上位機種は250枚トレイが2段となっています。

長所

・A3ノビまで印刷が可能なのは地味にうれしいですね。

スキャナ・コピー機能はもちろん付属しています。

・ADF(原稿自動送り装置)は35枚までで、両面での読み取りに対応しているのがえらいところ。

・ADF(原稿自動送り装置)を含めてA3サイズまでのスキャニングに対応していて便利ですね。

・さらにA3でも自動両面印刷に対応しています。

・高速通信規格のG3ファックスに対応し、PCでのFAXの送受信や、本体の液晶モニターでの送受信文書の確認が可能です。

・PCとの接続方法はUSBと無線LAN・有線LANで可能です。

スマホ・タブレットからのダイレクト印刷がA3ノビサイズまでいずれのトレイも対応しています。これもさりげなくうれしいですね。

本体の耐久性がかなり高いです。

短所

・カラー印刷の品質と速度が平均的です。

・本体のサイズはが2段トレイの場合は「H418×W567×D486mm」で1段トレイの場合は「H340×W567×D452mm」といずれにしろ背が高いです。

インクについて

EPSON インクカートリッジ IC4CL76

印刷のコスパはかなり良いですね。これは大容量のインクタンクを搭載するためです。

総評価

「A3印刷」「スキャナー」「ADF」を全て満たしており費用対効果は抜群な機種です。スキャナー部分もA3に対応するのも便利ですね。
全体にバランスがよくおすすめの機種です。

まとめ

どうしても小型のプリンターがいい家庭は一番最初に紹介した「EPSON Colorio EP-982A3」で決まりですね。
それ以外の家庭は値段や性能を比較して残りの機種から選択するのが良いでしょう。

プリンターを使って効率良くファイリングしてぐんぐん偏差値を上げましょう。それではみなさん、プリンターを買う際には今回紹介した機種のご検討をぜひ。