こんにちは、並木(@chuju_namiki)です。
今回はMARCHの中でも人気の高い青山学院大学の付属・系列中学校を紹介していきます。近年では日東駒専・MARCH・早慶上智といった都内の有名大学の倍率や偏差値が急上昇しています。
これから先MARCHの難易度はさらに上昇していく見込みです。となると付属校や系列校の旨みは今よりも増すのは自明ですよね。
青山学院大学の付属・系列中学校は3校
青山学院大学の付属・系列中学校は、青山学院中等部と青山学院横浜英和中学校と青山学院大学系属浦和ルーテル学院の3校だけです。それぞれ順に紹介していきます。
青山学院中等部

青山学院中等部は渋谷区の青山大学のキャンパスに隣接しています。ここは初等部から大学院まで揃う総合学園となっています。
青山学院中等部から青山学院大学へと進学する生徒は約8割です。残りの2割の中には国立や早慶をはじめとする他大学を目指す生徒も大勢います。
基本的には青山学院大学へと進学することが前提のカリキュラムが採用されているので他大学受験の際には予備校などの利用が必要になるでしょう。青山学院中等部の教科ごとに教室を移動するというスタイルは特徴的で生徒たちの主体性を引き出す目的があるそうです。
青山学院横浜英和中学校

青山学院横浜英和中学校は神奈川県横浜市に位置している共学校です。もともとは横浜英和女学院という女子校でしたが2014年に青山学院の系属校になり、さらに2018年には共学化しました。
気になる青山学院大学への推薦入試合格者は2019年度の場合は卒業生125名に対して17名のみとやや少なめです。青山学院大学への進学を希望する場合に大学が定める進学条件を満たす生徒は全員推薦されると公式ページに明記されていますが、推薦条件は毎年細かい見直しが行われているようで詳細については学校説明会に出向くのが一番良いでしょう。
今後は7割の生徒が推薦資格を取得できることを目指すとのことで推薦人数増加の期待がもてますね。
青山学院大学系属浦和ルーテル学院

青山学院大学系属浦和ルーテル学院は埼玉県さいたま市に位置する共学校です。もともとは浦和ルーテル学院という名称でしたが2019年度から名称を現在のものに変更しました。
公式ホームページによると2020 年度入試から 2030 年度入試までは、一定の募集枠の範囲内で進学基準を満たす者は系属校推薦入学経過措置として青山学院大学に入学できますとあり今後の動向に注目です。
高校入試を実施するのは青山学院高等部だけ
高校入試で青山学院大学の付属校を目指す場合は注意が必要です。青山学院大学の付属校は青山学院高等部のみとなっており女子の場合は男子に比べて入試難易度が高いです。英語の入学試験は難易度が高く過去問を用いた対策が必須といえます。
まとめ
年々人気上昇中の青山学院大学ですが高校からの付属校は一校しかなくチャンスが少ないといえます。
中学受験の方が選択肢が広くとれておすすめですね。とくに女子の場合は高校入試で青山学院高等部を目指す場合は激戦が予想されるのでできれば避けたいところですね。今回の記事が受験校や目標校を決めるきっかけとなったら幸いです。