こんにちは、並木(@chujulab_namiki)です。
四谷大塚の予習シリーズに続いてサピックスのデイリーサポートやデイリーサピックスのポイントについても記事をあげていきたいと思います。
それでは、どうぞ!
目次
NO.1「大きな数」

NO.1となる「大きな数」の単元は、基本的な内容となっていますが将来的には「場合の数」と「N進法」に繋がる重要な内容となっています。学習ポイントは、シンプルに大きな数に対応した位取りの型を身につけることと、連続した整数の個数を数える2つだけです。
「頭脳トレーニング」に掲載されている問題に関してですが、新4年生で理解することは難しいかもしれません。最難関校の志望者は取り組んでみましょう。
1.大きな数の位取り
何百何千万や億という数を間違えずに数えるためには4つごとに区切るとわかりやすいですね。千の位ごとにスラッシュを入れると読みやすくなると思います。
2.連続する整数の個数
実際に手を動かしてメモをしていく作業力が問われています。思考力を問う問題でもあり5年生や6年生になってもこの連続する整数の個数が苦手な子も多いので今のうちに見につけたいところです。
NO.2「角と角度」

NO.2となる「角と角度」では三角形の外角に注目です。平面図形の問題は中学入試で頻出ですので苦手意識を持たせないように4年生のうちから少しずつ学習したいですね。
1.外角の定理
外角の定理を使うと計算が簡単になり、問題によっては外角の定理を使わなければ解けないものもあります。
2.ブーメラン
ブーメラン型の4角形は先端を全てたすとへこんでいるところと等しくなることは覚えていた方がいいですね。
3.平行線Z
平行線の同位角と錯角は等しいことを利用します。錯覚はZ型に注目すると見つけやすくなりますね。
4.補助線を入れて集める
角度を集める問題で補助線を入れるときは多角形ができることを意識するとよいと思います。
NO.3「植木算」

NO.3となる「植木算」は規則性や数列の分野との関連性が深いため、非常に重要な単元です。難関校の志望者は植木算の考え方を身に着けておくと後々ひじょうに効果的です。特に桜蔭をはじめとする女子難関校での出題が見られるので、女子の最難関校志望者は要チェックです。
植木算は2つに分けると
◯×◯×…◯×◯×◯:◯がひとつだけ多いパターン
◯×◯×…◯×◯× :◯と×の個数が同じパターン
に分けることができます。通常は上のパターンで丸い池の周りに木を植える場合などでは下のパターンとなります。
1.植木算(両はじ有)
木×木×…木×木×木:◯がひとつだけ多いパターンのうち◯が木の場合です。
実際に手を動かしながら間よりも木の方が多いということを確認できると良いですね。迷った時や混乱したときに自分で手を動かして確認をすることができると難問に対する対応力が上がります。
2.植木算(両はじ無)
◯木◯木…◯木◯木◯:◯がひとつだけ多いパターンのうち○が間の場合です。
こちらも両はじがある場合と同様にはじめは実際に書いて状況を確認できるとよいですね。
3.植木算(池)
◯×◯×…◯×◯× :◯と×の個数が同じパターンです。
こちらは木と間の数が同じであることを利用します。○が多いパターンとの違いをはっきりと確認しておくと良いですね。
NO.4「場合の数」

NO.4となる「場合の数」は、樹形図や表の作成を中心とした基本的な内容を扱います。「場合の数」ではまず樹形図や表をを丁寧に書くことを目標とします。その後は、全ての樹形図や表を書かなくても一部を計算で求められることを目指します。
サピックスでは小学四年生の後半から「場合の数」の問題において全て書き出すということが、ほとんど無くなります。
その時には、計算によって場合の数を求める必要がありますので今のうちに一部を計算で求められるように練習しておくとのちのち困ることがないでしょう。
