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最高の勉強環境を整える空気清浄機と加湿器15選!

こんにちは並木です。

コロナウイルスの脅威に加えて、春には花粉シーズンが到来します。花粉やハウスダストで勉強に集中できないというお子さんは多いので快適な環境を整えるために空気清浄機や加湿器は非常に便利ですね。それではどうぞ!

空気清浄機の選び方のポイントとおすすめの製品

集塵フィルターの性能で選ぶ

集塵フィルターとはほこりやちりをキャッチするためのろ過装置のことです。集塵フィルターは、空気清浄機が吸引したほこりやちりを付着させて、再び部屋の中に放出することを防ぐ役割を持ちます。そうはいっても集塵フィルターの性能をたしかめるのはたいへんですよね。

そこでおすすめなのがHEPAフィルターを採用している機種です。HEPAフィルターは、0.3μmという非常に小さい粒子を捕らえることのできる優れもので、近年多くのメーカーが採用しています。ハウスダストや花粉が気になる方は、HEPAフィルター搭載の製品を選ぶことをおすすめします。

脱臭フィルターの有無で選ぶ

空気清浄機のフィルターは集塵フィルターのほかには脱臭用フィルターも付属していることも多いです。脱臭用フィルターはメーカーや用途によって指標が異なるため比較が難しいですが、タバコやペットのにおいを消すことをウリにしている製品もあります。同価格帯で迷っているときは脱臭フィルターの性能も要チェックですね。

適用畳数で選ぶ

室内の空気をキレイにする指標のとして適用畳数というものがあります。適用畳数とは、日本電機工業会の定義では「規定の粉塵濃度の汚れを30分で清浄できる部屋の広さ」のこと。簡単にいうと、適用畳数が大きければ大きいほど素早く室内の空気を浄化することができます。

適用畳数の目安は使いたい部屋の広さの3倍以上を選択することをおすすめします。そうしておけば空気清浄機を稼動させたのになんだか空気が悪いというようなトラブルは大きく減るでしょう。とくにこれからのシーズン、花粉が気になる方は、なるべくな適用畳数が大きい空気清浄機を選択するとよいですね。

加湿機能・除湿機能で選ぶ

空気清浄機のなかには、空気の浄化機能だけでなく、加湿や除湿を行えるモデルが存在します。空気清浄機に加えて、加湿器や除湿器を購入する必要がないオールインワンのモデルは魅力的ですよね。また、複数の機器を置く必要がないため設置スペースをコンパクトに抑えることができるというのもメリットです。

イオン・プラズマ機能付きを選ぶ

空気清浄機のなかには、空気浄化力をさらに高めるため、イオン・プラズマを発生させる製品もあります。ニオイや菌に作用しやすい「OHラジカル」を生成させることで、空気の汚れを浄化できるのが特徴です。イオン・プラズマ機能においては、シャープの「プラズマクラスター」や、パナソニックの「ナノイー」「ナノイー X」がとくに人気です。イオン・プラズマによる浄化機能を重視する際は、要チェックの製品たちですね。

手入れのしやすさで選ぶ

空気清浄機に使用するフィルターは定期的な手入れが必要です。手入れの方法は、付着したホコリを1週間に1度の目安で掃除機で吸えば大丈夫です。メンテナンスがめんどうな場合は、空気清浄機に付着したホコリの除去を全自動でおこなうモデルもあります。

また、加湿や除湿の機能が備わっているモデルは、水タンクの手入れのしやすさも大事なポイントとなります。奥まで手を入れて洗える製品や、口が大きく開く製品は手入れが比較的しやすいため確認しておきたいですね。

空気清浄機の選び方のポイントとおすすめの製品

加湿方式で選ぶ

スチーム式

スチーム式はヒーターで水を沸騰させ、蒸気で加湿するという仕組みになっています。長所は水が煮沸消毒されるため、雑菌がわきにくいということと、構造がシンプルなモデルが多いため手入れがしやすいということです。欠点はヒーターを使用するため、電気代が高めになってしまうことと、蒸気が吹き出す部分が熱くなってしまうため幼児がいる家庭では注意が必要です。

気化式

気化式は水を含ませたフィルターに風を当てて、加湿するという仕組みになっています。長所は消費電力が低いため電気代を安く抑えることができます。欠点としては加湿スピードが遅めなことと、吹出口から出る空気が冷たいため冬場には困ります。また定期的な加湿フィルターの手入れや交換が必要であったりファンの運転音がやや大きめであったりということが挙げられます。

超音波式

超音波式は水を振動させ、細かく霧状にして加湿するという仕組みとなっています。長所は消費電力が低いため電気代を安く抑えることができます。また小型でデザイン性にすぐれるモデルが多いことも特徴です。

反対に短所はタンク内の水に雑菌が繁殖しやすく、定期的に手入れをしないと放出されるミストに雑菌が混ざる可能性があります。こまめな手入れが苦手な方は超音波式は選ばない方が無難ですね。

ハイブリッド式(温風気化式)

気化式にヒーターを組み合わせたハイブリッド式の製品も存在します。仕組みとしてはヒーターで温めた風を、水を含ませたフィルターに当てて加湿するという方式になっています。長所は温風を利用するので、気化式よりも効率よく加湿できる点です。

反対に短所はヒーターを利用するため、気化式よりも消費電力が上がるため電気料金が高くなってしまいます。また定期的な加湿フィルターの手入れや交換が必要であったり、ファンの運転音が大きめのモデルもあったりするなど気化式の短所と重複する部分も多いです。

ハイブリッド式(加熱超音波式)

超音波式にヒーターを組み合わせたハイブリッド式の製品も存在します。仕組みとしてはヒーターで温めた水を振動させ、細かいミストにして加湿するという方式になっています。

長所はヒーターで加熱するため、超音波式の欠点である雑菌が繁殖しにくいということです。

短所としましては、ヒーターを利用するため超音波式よりも消費電力が高くなり電気料金が高くなってしまいます。また超音波式よりは雑菌が繁殖しにくいとはいえ、健康を考えるとこまめな手入れが必要なのも欠点ですね。

適用畳数で選ぶ

加湿器の適応畳数は、鉄骨・プレハブ・木造といった部屋の構造ごとに表示されているため必ず部屋の構造は確認しましょう。

また使用する部屋よりも適用畳数が大きい製品を選んでしまうと、結露やカビの原因になってしまうこともあるので注意が必要です。設置する部屋に合った適用畳数の製品を選ぶことが必要です。複数の部屋で使いたい場合では、湿度調節できるモデルを選ぶと良いでしょう。

タンク容量で選ぶ

タンク容量が大きいと加湿器の稼動時間が長くなり、給水頻度が少なくて済むのが良いですね。ただし、容量が大きすぎると、停止時にも水が残ったままになりがちでカビが繁殖する原因となってしまうのでタンク内の水は適度に捨てる必要があります。

なお、タンク容量を選ぶときの目安は、「加湿能力(mL/h)×稼働時間(h)×0.001」で計算することができるのでぜひ参考にしてください。

アロマ対応で選ぶ

加湿器の中にはただ加湿するだけでなく、アロマを併用できるモデルがあります。超音波式に対応機種が多く、基本的には専用のパッドにアロマオイルなどを染みこませ、それをセットすることでアロマを漂わせることができます。

加湿しながら自分の好きな香りを楽しみたいという方にはおすすめの機能です。ただし、商品によっては専用の液剤やシートしか使えないこともあるので確認が必要です。

タイマー機能で選ぶ

タイマー機能を備えた加湿器であれば、指定したタイミングで加湿を止められるので便利ですね。またタイマー機能は水がなくなっても加湿し続けてしまう「空焚き」の防止にも効果的です。

チャイルドロック機能で選ぶ

小さな子どもが誤ってボタンに触れてしまっても、設定が変更されずに済むのは便利ですね。加湿器の中には稼働時に熱を持つ製品もあるため、間違って起動ボタンを押してしまうとやけどの原因になり危険です。

そこで「チャイルドロック機能」をONにしておけば、間違って子どもが起動ボタンを押しても電源が入らないので安心ですね。

最後に

最近はコロナの件もあるので、空気清浄機は1家に1台という世の中になりつつありますね。1台買っておけば、フィルターを交換するだけで何年も使用することができるためぜひ購入を検討してみてはいかかでしょうか。